車の歴代CM・楽曲まとめ!メーカーごとの特徴は?【2022年最新版】

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この記事では、自動車メーカーのCM、CM曲のそれぞれの特徴について見ていきます。

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車メーカーの歴代CM・楽曲まとめ

今回は日本の自動車メーカーのうち、公式YouTubeチャンネルにCMが多く上げられていたトヨタ、日産、スズキ、ホンダ、ダイハツの5社を見ていきます。

各自動車メーカーのCMを比較してみると、次のように図で示すことができます。

メーカーによってかなり違いがありますよね。では、一つずつ解説していきます。

トヨタのCM・楽曲の特徴

トヨタのCMはとにかくカッコいいです。自動車への圧倒的な自信と、未来を見据えた姿勢を感じます。

映像に着目してみると、トヨタのCMの多くで、有名人が出演されていません。その代わりに、車のフォルムや走り抜ける姿が重点的に映し出されています。

例えば、このカローラ クロスのCM。

【カローラ クロス】 TVCM 個性を駆け抜けて(小林健太篇)30秒版

未来的で鮮やかな走路を、Vaundy『Tokimeki』に乗せて走り抜ける。人は出演していませんし、ナレーションも後半のたった7秒だけ。なのにこんなに見惚れてしまうのは、圧倒的な映像美とカローラクロスのカッコ良さによるものでしょう。

音楽に着目すると、J-POPが多く使用されています。他の自動車メーカーでは洋楽やオリジナルBGMが使用されることが多いため、意外でした。おそらく、有名人が出演しない代わりに音楽をJ-POPにすることで、親しみを持てるようにという狙いなのでしょう。

カッコ良さと親しみやすさのバランスが絶妙なんですね。

トヨタの全CM・楽曲が気になる方はこちらから↓

日産のCM・楽曲の特徴

日産のCMと言えば、「やっちゃえNISSAN」ですよね。少し前までは矢沢永吉さんでしたが、現在は木村拓哉さんがこのCMを担当しています。

このキャッチコピーからもわかる通り、日産は業界一位のトヨタをライバル視していることがわかります。トヨタを倒すためには、失敗を恐れずチャレンジしなくてはいけない。だからこその「やっちゃえ」なんですね。

CMを見てみると、情緒的ベネフィットを刺激するものが多いです。というのも、他のメーカーに比べ、運転手や乗客の表情が映るシーンが多いのです。さらにナレーションでは、機能面よりも「運転が安心」「日常から抜け出そう」といった、情緒的な側面に触れるものになっています。

映像に着目してみると、ダンディーな魅力があって、エネルギッシュなものが多いです。

例えばキックスのこのCM。

【キックス】TVCM「駆け上がるチカラ篇」30秒

エネルギッシュでチャレンジング。まさに「やっちゃえNISSAN」にピッタリなCMですよね。

音楽はCMオリジナル曲がほとんどなのも特徴です。主役がナレーションのCMが多いので、その声を邪魔しないという意図があるのかもしれません。

日産の全CM・楽曲が気になる方はこちらから↓

スズキのCM・楽曲の特徴

スズキは軽自動車やコンパクトカー、二輪車を製造・販売しているメーカーです。

軽自動車をメインで扱っているため、女性やファミリー層をターゲットにしたCMが多く見られます。ここがトヨタ、日産、ホンダなどと比べて大きく違う点ですね。

そのため、視聴者との距離感が非常に近く、親しみやすいキャラクターなども多く生まれています

ソリオの「SOLIO5」がその良い例です。

ソリオTVCM「アミューズメントパーク」篇 30秒

ソリオのCMでは、パパイヤ鈴木さん、吉沢亮さん、橋本環奈さん、溝口元太さん、岡坂幸蔵さんの5人によるダンスユニット「SOLIO5」が軽快に踊る様子が映し出されています。キャッチーなメロディや楽しげなダンスで、生活者との距離を縮めています。

音楽も、CMオリジナル曲が多いです。ただ、同じくCMオリジナル曲が多い日産に比べ、スズキのCM曲はよりキャッチーです。

目からも耳からも、「スズキ」ブランドを好きになるキッカケが多くあるのです。

スズキの全CM・楽曲が気になる方はこちらから↓

ホンダのCM・楽曲の特徴

ホンダのCMと言えば、SuchmosやKing Gnu、藤井 風などの楽曲を起用した、オシャレなCMが多いイメージがあります。

確かに、楽曲について見てみると、人気の洋楽やオシャレな邦楽が多く起用されており、他のメーカーに比べてかなりオシャレだと思います。

ただ、映像について見てみると、オシャレなものだけでなく、安心感のあるものや親しみやすいものまで様々です。それぞれのターゲット層に向けて、最適なコミュニケーションを図っているのだと思います。

例えば、FREEDのCM。

FREED TVCM「FREED PEOPLE」篇

色彩豊かで、ファミリー層向けの可愛らしい映像です。ただ、楽曲についてはBoney M.の『Gotta Go Home』が使用されており、めちゃくちゃオシャレ。結果として、大人も子どももこのCMに釘付けになってしまうのです。

ホンダの全CM・楽曲が気になる方はこちらから↓

ダイハツのCM・楽曲の特徴

ダイハツのCMは生活者目線の、柔らかいトーンのCMが多いです。

そのため、車の機能よりも、「どういう未来が待っているか」「どんな価値を提供するか」といった、情緒的なベネフィットを押し出したCMが多く見られます。

例えば、ムーヴキャンパスのCM。

TVCM ムーヴキャンバス 「COLORING LIFE キャンプ」篇(15秒) ダイハツ公式

セリフも登場人物の表情もありませんが、なんだか共感できる。そんな絶妙な距離感が心地よいCMとなっています。

ダイハツのCMは、生活者がより感情移入できるためか、有名人が起用されたCMがあまりありません。また、音楽はJ-POPが多く起用されており、生活者に寄り添った選曲がされています。

ダイハツの全CM・楽曲が気になる方はこちらから↓

おわりに

自動車メーカーごとに違いがあって、比較してみると面白いですよね。他のメーカーについても今後見ていきますので興味を持ってくださればまたご覧になってください。

Twitterでも音楽に関する情報を発信していますのでよろしければ訪問してください。

最後までご覧いただきありがとうございました!!

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